2009年9月13日日曜日

最近の日経ビジネスONLINEの記事「インフル対策のマスク、確保していますか」

最近の日経ビジネスONLINEの記事「インフル対策のマスク、確保していますか」で、新型インフルエンザ対策用のマスクの状況などが取り上げられています。

記事のサブタイトルは、「店舗に「ない!」と騒ぐも、使用者が目立たない「なぜ?」」となっています。これに関しては私も同感です。自宅近く(半径10Km程度内)のドラッグストアに買いに行っても売っていないのです。例えあったとしても、10-20箱程度おいてあり、お一人様1箱限りとなっています。

しかし、通勤の電車の中でマスクをしている人は5%以下といったところでしょうか。5月の時とは比べ物にならない位低い着用率です。確かに、5月は初めてだったことと、WHOのパンデミックフェーズ(WHO Pandemic Phase)が短期間に6まで上がったことが、過剰反応の原因だと考えられます。

しかし、感染が拡大しなかったのは、たまたま新型インフルエンザウイルスが強病原性になっていなかっただけと考える方が自然です。また、ウイルスそのもに関しては、5月より今の方が強病原性化している確立は高いと考えられます。ただし、新型インフルエンザ用のワクチンが開発されましたので、対策も期待できる領域まで来ているといえます。新型インフルエンザウイルスの素性がハッキリするまでは、注意をすべきだと思います。

前日ご紹介した、根路銘先生(元国立予防衛生研究所ウイルス研究室長、元WHOインフルエンザ・呼吸器ウイルス協力センター長、現生物資源研究所長)の記事では、5月時点の新型インフルエンザウイルスは、1918年のスペイン風邪のウイルスより弱いのだそうです。

それから、5月の時に比べ、情報の共有ができていないと思います。例えば、子供の塾などである学校の生徒が数人休んだとしても、その状況や結果は報告されません。国や自治体が過敏に反応しないようにということを受けての反応だと思いますが、まだまだ未知のことが多い状況ですから、十分な注意が必要です。

マスクの話に戻ります。記事によると、一人当たり50枚の備蓄の計算になるそうです。これはかなりすごい数です。しかし、着用者は少ないという実態とにギャップがありますね。。。

やはり、新型インフルエンザの予防は、

予防接種+マスク+うがい+手洗い+空気清浄+加湿

だと思います。プラス、人間が本来持っている自然抵抗力を温存し続けるために体力をつけていくことも大切です。

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